導入する企業が増加傾向にあるLINE公式アカウント。LINE公式アカウントには便利な機能が数多くありますが、「友だち」登録ユーザーにアクションを起こさせる仕掛けを作れる機能が「リッチメニュー」です。今回の記事では、LINEリッチメニューを使ってより効果的にマーケティングを行いたい企業担当者のために、リッチメニューの革新的な機能について、まず押さえておきたい基本の情報をまとめました。
※記事内の情報は2021年4月時点のものとなります。今後、アプリ(LINE)のアップデート次第では情報が異なってくる可能性があります。
■リッチメニューでできることとは? 旧「LINE@」との違い
LINE公式アカウントは、以前は「LINE@」(らいんあっと)という名称でした。当時はアカウントの種類や料金プランによってできること、できないことに差がありました。4月から現在のようなLINE公式アカウントとなり、アカウントを持っている人なら誰でも「リッチメニュー」を利用できるようになったことで注目を集めています。
リッチメニューはトーク画面の下半分ほどに大きく表示される、パネル状のメニューです。トーク画面を開いたら即視界に飛び込んでくるので目を引きます。WEBサイトに飛ぶ、スタンプを貯める、コラムを読む、クーポンをチェックする、来店予約するなど、「何ができるか」が明確である点も、ユーザー動線として非常に優れています。
■リッチメニューを活用するメリットについて
- リッチメニューのデザイン性
クリエイティブな自由度が高いので、企業やお店の個性を伝えやすく、ブランディングもできます。
- スムーズなアクションが可能
リッチメニューに設定されたアクションを、ユーザーはワンクリックでできます。企業やお店にとってはアクションを起こしてもらう可能性が段違いに高い点が特長です。
- 対象に合わせた情報を提供できる
メルマガや他SNSと大きく異なるのが、ユーザーの属性を狙って情報発信ができる点です。性別、年代、居住エリア、興味関心、アクション傾向など、狙いたい層に狙った情報をピンポイントで届けられます。配信数に無駄がなく、LINEの料金プラン内で有効活用が可能です。
■まとめ
リッチメニューの革新的なポイントは、オンラインとオフラインのアクションを巧みにかけ合わせることで、ユーザーを自然なかたちで取り込むことができる点にあります。ユーザー心理としても、コンテンツを楽しみながら便利に使えることからファン化につながっていきます。貴社・貴店のターゲットのニーズを捉えたリッチメニューで、ブランディングとファン育成につなげてください。